不二精機 (T:6400)は14日、2019年12月期第3四半期(19年1-9月)連結決算を発表した。
売上高が前年同期比7.1%増の50.49億円、営業利益が同16.7%減の3.04億円、経常利益が同5.6%増の2.80億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同18.2%増の2.23億円となった。
売上高は、精密金型事業で医療機器用精密金型を中心に、受注が高い水準で推移したことなどにより前回予想を大幅に上回り、精密成形品事業で自動車関連部品が中国市場で米中貿易摩擦の影響を受け減収となるが、東南アジア市場で前回予想を上回り、グループ全体としては堅調に推移した。
2019年12月期通期については、売上高が前期比12.2%増の69.02億円、営業利益が同5.3%減の3.96億円、経常利益が同33.3%増の3.56億円、当期純利益が同52.5%増の2.70億円と連結業績予想を上方修正した。