[パリ 29日 ロイター] - 日産自動車 (T:7201)・ルノー (PA:RENA)・三菱自動車 (T:7211)の3社連合は29日、連合を取りまとめる会議体(アライアンス・オペレーティング・ボード)に調整役となる事務局長を置くと発表した。
3社は共同声明で「事務局長は事業の効率化を目的とした重要プロジェクトの調整や円滑な決定において重要な役割を担う」と述べた。
ルノー関係者によると、新局長にはすでにフランス語を話す人物が内定しているとしたが、詳細は明かさなかった。
連合の会議体は、日産前会長のカルロス・ゴーン被告による一極集中体制の終了を受け今年4月に発足。各社の連携強化や共同事業の再起動を目指す。