本日のマザーズ指数は7日ぶりに反落となった。
米国の年末商戦への期待感に加え、中国の製造業PMIが50を上回ったことが買い戻しを誘う格好となり、日経平均が買い先行後も上げ幅を広げる展開となるなか、マザーズ指数も買いが先行して取引を開始。
ただ、本日の全体感としては資金が主力市場に向かう展開で、個別材料株の物色の域を出ず、前引けにかけてマザーズ指数はマイナス転換。
後場もそのままマイナス圏でのもみ合いに。
なお、マザーズ指数は7日ぶりに反落、売買代金は概算で837.72億円。
騰落数は、値上がり170銘柄、値下がり119銘柄、変わらず12銘柄となった。
個別では、ストップ高まで買われたセルソース (T:4880)がマザーズ売買代金トップにランクイン。
先週から強い値動きを見せているAI CROSS (T:4476)も買いが継続。
19年12月期の営業利益予想を従来の11.68億円から13.64億円に上方修正したGNI (T:2160)も買われた。
また、武田薬と岩手医科大学と共同でパーキンソン病の診断、治療に関する研究を開始すると発表したFRONTEO (T:2158)は一時460円まで急伸。
クラウドPOSレジ「スマレジ」の累積取扱高が2兆円を突破したと公表したスマレジ (T:4431)にも関心が向かった。
その他、Amazia (T:4424)、247 (T:7074)、ジェイック (T:7073)、ナノキャリア (T:4571)などが買われた。
一方、10月度の「迷惑情報フィルタサービス」月間利用者数が短期的な利食いを誘ったトビラシステムズ (T:4441)が5%安。
その他、そーせい (T:4565)、ホープ (T:6195)、Sansan (T:4443)、メルカリ (T:4385)、メドピア (T:6095)、弁護士ドットコム (T:6027)などが売られた。