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フォーバル Research Memo(6):第2四半期の進捗率は売上高・営業利益ともに前期を大幅に上回る

発行済 2020-01-06 15:26
更新済 2020-01-06 15:41
© Reuters.  フォーバル Research Memo(6):第2四半期の進捗率は売上高・営業利益ともに前期を大幅に上回る
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■今後の見通しフォーバル (T:8275)の2020年3月期通期の連結業績は、売上高が前期比13.1%減の50,000百万円、営業利益が同2.4%増の3,300百万円、経常利益が同2.8%増の3,400百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が同4.1%増の2,150百万円と連結子会社売却により減収となるものの増益を予想している。

実現すれば、12期連続の営業・経常増益となる。

売却したリンクアップを除いた売上高で比較すると前期比9.0%増であり、全セグメントの成長は続く見込みだ。

営業利益では同2.4%増と着実に成長する計画である。

主力のフォーバルビジネスグループが好調に推移し全社を引っ張る構造は2020年3月期も続く見込みだ。

需要旺盛なアイコンサービス向けに人材投資を先行しており、2020年3月期中に成果に結びつくかがカギとなるだろう。

第2四半期の売上高進捗率は49.6%であり、前年同期の46.2%を上回っている。

営業利益に関しても、第2四半期の進捗率は46.7%であり、前年同期の42.1%を上回っている。

ちなみに、同社の業績は例年下期の業績が高くなる傾向にあるため、第2四半期時点でほぼ50%に到達していることは好調の証である。

モバイルショップビジネスグループの前期のセグメント利益は67百万円であり、厳しい事業環境が続くことが予想されていただけに、連結からの除外の影響は軽微である。

総合環境コンサルティングビジネスグループでは太陽光パネルからLEDや蓄電池などへの構造改革が成功し利益額は上向く予想。

全体としてモバイルショップビジネスグループ離脱のマイナスを、既存事業の成長と収益向上で十分カバーできると予想する。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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