本日のマザーズ指数は大幅反発となった。
イラン情勢の緊張緩和が好感されたことで、前日の米国株式市場で主要3指数は揃って反発し、為替相場も1ドル=109円台を回復したことで、個人投資家心理も改善。
これに伴ってマザーズ市場には朝方から買いが先行し、なかでも時価総額上位銘柄に対する買いが目立った。
その後は、本日大引け後に発表予定であったファーストリテ (T:9983)や安川電 (T:6506)の決算を見極めたいとする向きが意識され、マザーズ指数の上値も次第に重くなった。
一方、短期資金は現状指数寄与のない直近IPO銘柄に向かっていた。
なお、売買代金は概算で985.06億円。
騰落数は、値上がり264銘柄、値下がり49銘柄、変わらず1銘柄となった。
値上がり率上位銘柄では、第3四半期決算で営業増益に転じたスタジオアタオ (T:3550)が17%高になったほか、直近IPO銘柄のサイバー・バズ (T:7069)やマクアケ (T:4479)などがそれに続いて大幅高に。
売買代金上位では、AIinside (T:4488)、GNI (T:2160)、そーせい (T:4565)、エヌ・ピー・シー (T:6255)、メドピア (T:6095)、サンバイオ (T:4592)、イノベーション (T:3970)が上昇。
一方で、JTOWER (T:4485)、フリー (T:4478)、メルカリ (T:4385)、HPCシステムズ (T:6597)、HENNGE (T:4475)、ランサーズ (T:4484)はさえない。