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エスプール Research Memo(8):障がい者雇用支援サービスで屋内型モデルの展開を開始、成長加速を狙う(2)

発行済 2020-02-12 15:08
更新済 2020-02-12 15:21
© Reuters.  エスプール Research Memo(8):障がい者雇用支援サービスで屋内型モデルの展開を開始、成長加速を狙う(2)
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■エスプール (T:2471)の今後の見通し(2) 人材ソリューション事業人材ソリューション事業の売上高は前期比15.9%増の14,500百万円、営業利益は同19.1%増の1,410百万円となる見通し。

売上高の内訳は、コールセンター業務が前期比14.3%増の10,875百万円、店頭販売支援業務が同20.4%増の3,000百万円、その他が同23.8%増の625百万円となる。

前期は新設拠点が1拠点にとどまったが、2020年11月期は2〜3拠点の開設を早期に実施し、新規登録スタッフ数の拡大に取り組む。

候補エリアは東京、福岡、沖縄などでドミナント戦略を継続していく。

また、主要顧客先での取引シェアトップを目指すNo.1戦略を継続していくほか、FC人員も前期比61名増の310名とさらに増強していく計画となっている。

収益力強化に向けた施策としては、派遣スタッフの費用増を業務の標準化、ITの活用による効率化などで吸収していくほか、介護関連の派遣サービス拡大等により、収益源の多角化を推進していく戦略となっている。

なお、2020年4月から導入予定の派遣スタッフに関する「同一労働同一賃金制度」の影響について、店頭販売支援業務については影響がないものの、コールセンター業務に関しては顧客の方針によって多少影響が出る可能性がある。

全体的には値上げ方向になると見られるが、顧客側で派遣から正社員化の流れが進む場合には、人材紹介ビジネスの比率が今後高くなる可能性も考えられる。

ただ、現時点ではまだ流動的と言える。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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