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インタースペース---中長期の成長を見据えた事業価値の向上に注力

発行済 2020-02-14 10:47
更新済 2020-02-14 11:01
© Reuters.  インタースペース---中長期の成長を見据えた事業価値の向上に注力
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インタースペース (T:2122)は12日、2020年9月期第1四半期(19年10月-12月)連結決算を発表した。

売上高が前年同期比13.8%減の62.33億円、営業利益が同52.7%減の0.89億円、経常利益が同48.1%減の1.04億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同52.3%減の0.60億円となった。

インターネット広告事業の売上高は前年同期比14.2%減の60.08億円、セグメント利益は同11.9%減の1.61億円となった。

主力のアフィリエイトサービス「アクセストレード」においては、広告表現健全化の取り組みにより、ECカテゴリの一部において、昨年度に比べ減少したが、中長期的な事業の成長を見込んだ対策であり、当初の計画通りに推移している。

また、サービスカテゴリの恋活・婚活案件が好調に推移した。

店舗向けアフィリエイトサービス「ストアフロントアフィリエイト」においては、営業エリアを拡大し稼働店舗の増加に努め、スマートフォン向けセキュリティ商品のユーザー獲得を強化し将来への収益基盤の積み上げに注力した。

さらに、海外事業においては、既存進出国の伸長に加え、新たにマレーシアおよびシンガポールにて稼働を開始し、事業の拡大に注力した。

メディア運営事業の売上高は前年同期比3.8%減の2.57億円、セグメント損失は0.71億円(前年同期は0.06億円の利益)となった。

主力の「ママスタジアム」では、166の保育所や学童保育施設の運営事業を行うグローバルキッズと業務提携し、同社が運営する保育施設の空き定員数をママスタジアム上で展開する「ママスタ保活」との連携を行った。

また、LIFULLが運営する不動産・住宅情報サイト「LIFULL HOME'S」との情報連携により不動産の物件掲載を開始し、ユーザー向けのコンテンツ拡充と利便性の向上に注力した。

一方で、「BtoC領域の強化」を目的として新規メディアの創出や既存メディアへの中長期に向けた事業投資は継続し、メディア事業の拡大に取り組むとしている。

2020年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比5.4%減の270.00億円、営業利益が同54.4%減の4.00億円、経常利益が同55.1%減の4.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同41.7%減の2.60億円とする期初計画を据え置いている。

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