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ギグワークス Research Memo(2):2019年10月期通期は4年連続の増収増益を達成(2)

発行済 2020-02-14 15:12
更新済 2020-02-14 15:41
© Reuters.  ギグワークス Research Memo(2):2019年10月期通期は4年連続の増収増益を達成(2)
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■要約3. 成長戦略・トピック2019年11月に、連結子会社スリープロ(株)、NTT西日本グループの(株)エヌ・ティ・ティ マーケティングアクト(本社:大阪市)、(株)ウイング(本社:広島市)は3社で連携し、情報漏えいやリコールなどの緊急事態発生時に、緊急対応窓口等の初動対応から配送や回収等の現地対応サポートまで提供可能な、緊急対応・リコール向けパッケージ「ワンストップ アシスト」の提供を開始した。

新サービス「ワンストップ アシスト」では、エヌ・ティ・ティマーケティングアクトが企業の緊急対応時に短時間で立ち上げる「緊急お客様窓口」と、ウイングの「往復便ソリューション」と、スリープロの「全国オンサイトサポート」を統合し、一連業務をワンストップで効果的に提供する。

近年、情報漏えいやリコールなどのリスクは多様化し増加傾向にある。

このような緊急事態が発生した場合に、リスクを最小限に抑え信頼回復を図るために、迅速かつ正確なサポート体制構築が重要である。

ギグワークス (T:2375)にとっては、NTT西日本グループのブランドにより、登録エージェントの稼働率が上がる効果が見込まれるだろう。

同連結子会社(株)アセットデザインは、2019年10月に、ホテル椿山荘東京等のラグジュアリー施設の運営及びワシントンホテルのブランドで全国に高付加価値のビジネスホテルを展開している藤田観光との間で、ホテル内におけるシェアオフィスの運営やホテル内サービスの提供・ホテル開発に関しての業務提携契約を締結した。

両社がタッグを組むことで、「遊ぶ×滞在する×働く」をテーマとした新たなホテルスペースの提供、共同開発を目指す。

業務提携後の最初の取り組みとして、藤田観光の旗艦ホテルである「新宿ワシントンホテル」、「東京ベイ有明ワシントンホテル」内に、シェアワークプレイス「THE HUB」を出店し、アセットデザインで運営する。

ワシントンホテルの強みである継続利用のビジネスマンだけでなく、近年利用者が大幅に増加しているインバウンド顧客をターゲットにしたラウンジを設けるなど、100室以上のビジネスホテルでは初のワークスペース付きホテルとなる。

ちなみに「東京ベイ有明ワシントンホテル」は東京オリンピックのプレスセンターが設置されることが予定されており、初年度から活発な利用が期待される。

4. 株主還元策同社は、重点分野への積極的な投資等により確固たる競争力を早期に築くことを重要な課題と認識しつつ、同時に株主に対する利益還元についても重要な経営の課題として認識している。

2019年10月期は期初に配当金年10円を予想したが、好調な業績を背景に期中に上方修正され、配当金年14円、配当性向20.8%となった。

2020年10月期は連続増配の予想であり、配当金年18円、配当性向21.9%の予想である。

過去3年間の実績では、継続的な増益とともに、配当性向を5.5ポイント(15.3%→20.8%)向上しており、これらの両面から高い増配ペースが期待できる。

■Key Points・新ビジョンは「日本一のGigEconomyのプラットフォーマーになり、労働市場に革命を起こす!」。

新社名、新本社でギアチェンジ・ギグエコノミー市場(ヒト・スキルのシェアリング)はウーバー上場で世界の注目を集める。

主要プレーヤーの中で黒字化に成功しているのはギグワークスのみ・2019年10月期通期は4年連続の増収増益を達成。

フードデリバリー開拓、消費増税対応、Windows10へのPC入替対応など特需が増収に貢献。

低粗利案件減り収益性向上・経営効率が向上。

ROEが過去3年間で約7ポイント上昇・2019年10月期は3年連続増配達成。

増益と配当性向上昇の両面から高い増配ペースが期待できる(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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