本日のマザーズ指数は3日ぶり反落となった。
前日の米国株式市場は、新型肺炎感染拡大の勢いが弱まりつつあるとの楽観ムードが後退したことで主要3指数は揃って反落。
日本でも神奈川県で国内初の死者が出たことから、個人投資家の間でも懸念が広がり、マザーズ市場にも朝方から売りが先行。
週末要因から積極的な押し目買いもみられず、直近2日間で上昇していたことも相まって、利益確定の動きが終日優勢であった。
物色としても、決算後の個別物色のほかは、時価総額上位銘柄への売りが目立った。
なお、マザーズ指数は3日ぶりの反落、売買代金は概算で859.62億円。
騰落数は、値上がり66銘柄、値下がり238銘柄、変わらず8銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、業績予想の下方修正を発表したgbHD (T:6557)がストップ安になったほか、前日の減益決算が嫌気されたグッドスピード (T:7676)やJMC (T:5704)がそれに続いて大幅安に。
売買代金上位銘柄では、Aiming (T:3911)、ジモティー (T:7082)、そーせい (T:4565)、ラクス (T:3923)、メドピア (T:6095)、GNI (T:2160)、JTOWER (T:4485)がさえない。
一方で、前日に発表した20年9月期第1四半期決算で黒字転換を果たしたイグニス (T:3689)がストップ高になり、20年12月期の大幅増収増益見通しが好感されたスペースマーケット (T:4487)が14%高になったほか、メルカリ (T:4385)、AIinside (T:4488)、モブキャストなどは上昇した。