[ロンドン 18日 ロイター] - 英金融大手HSBC (L:HSBA) (HK:0005)のスティーブンソン最高財務責任者(CFO)は18日、新型コロナウイルスの感染拡大が今年後半も続いた場合、貸倒引当金が6億ドル増加する可能性があるとの見方を示した。
同氏によると、HSBCは新型ウイルスによる事業への影響について、複数のシナリオを検証。そのうち、感染の長期化を想定したより厳しいシナリオで、6億ドルの貸倒引当金が必要になると試算した。
同氏は、アナリストとの電話会見で「収入に影響が生じる見込みで、コロナウイルスが今後1カ月から6週間以上にわたって続いた場合、徐々に影響は深刻になるだろう」と述べた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200219T012136+0000