(T:4572) カルナバイオ 1309 +300ストップ高。
血液がんを治療標的として開発中の次世代BTK阻害剤AS-1763について、中国・上海市の医薬品開発企業バイオノバ・ファーマシューティカルズと中華圏でのライセンス契約を締結したと発表。
カルナバイオサイエンスは契約一時金を受領するほか、開発状況や上市などの進捗に応じて追加的に最大約2.05億ドル(約215億円)を受け取る。
また、上市後の売上高に応じてロイヤリティを受け取るという。
(T:3804) システム ディ 797 +100ストップ高。
20年10月期第1四半期の営業損益を0.01億円の黒字(前年同期実績1.50億円の赤字)と発表。
パッケージソフトの高品質化、ストックビジネスの推進などで当初計画や前期実績を大きく上回る売上を計上し、第1四半期としては上場以来初の営業黒字を確保した。
学園ソリューション事業などが伸長し、黒字転換に貢献した。
通期予想は前期比13.4%増の6.07億円で据え置いた。
(T:7683) ダブルエー 2019 +400ストップ高。
20年1月期の営業利益を前期比17.8%増の13.64億円と発表、粗利益率や商品回転率が改善し販売効率が向上。
21年1月期の予想は、新型コロナウイルスの感染状況を注視しているため、現時点では非開示としている。
併せて、百貨店を中心に店舗展開する株式会社卑弥呼の全株式取得、子会社化を発表。
これまで手薄だった本革商品・高価格帯商品の展開などで商品群や顧客層の拡大をはかるもよう。
(T:4380) Mマート 1084 +150ストップ高。
7月31日を基準日に1株につき2株の割合で分割すると発表している。
単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めて投資家層の拡大を図る。
また、21年1月期の営業利益予想を前期比6.6%増の1.56億円とした。
主要サイトへの新規出店などが従前の勢いを取り戻す見込みとしている。
同時に発表した20年1月期の営業利益は0.3%増の1.47億円で着地した。
(T:7688) ミアヘルサ 1498 -公開価格(2330円)を25.0%下回る1748円で初値を付けた。
会社設立は84年9月12日。
調剤薬局、保育園、介護事業所の運営が事業の柱。
20年3月期の営業利益予想は前期比56.7%増の3.41億円。
医薬事業が高額医薬品の処方増加と各種加算の取得で堅調に推移するほか、保育事業が新園開設などで伸長すると見込む。
第3四半期累計の実績は3.60億円で、既に通期予想を上回っている。
(T:4880) セルソース 9310 +1650ストップ高。
女性患者を対象とした不妊治療に用いられるPFC-FDの加工を医療機関より受託する事業を開始したと発表。
また、20年10月期第1四半期の営業利益を1.24億円と発表している。
前年同期比増減率は非公表。
再生医療関連事業で加工受託サービスやコンサルティングサービスの契約を締結した提携医療機関が増加した通期予想は前期比11.9%増の3.65億円で据え置いた。
進捗率は34.0%。
(T:7091) LPF 3030 -公開価格(3900円)を9.0%下回る3550円で初値を付けた。
会社設立は11年6月28日。
主な事業は介護や保育、障がい者支援。
20年3月期の営業利益予想は前期比5.7%増の3.46億円。
介護事業や障がい者支援事業では既存施設の入居者数が定員数に対して一定水準に達することが定常化しており、安定的に推移すると見込む。
第3四半期累計の実績は2.18億円だった。
(T:9927) ワットマン 1650 +68大幅続伸。
20年3月期の営業利益を従来予想1.58億-2.33億円から3.00億円(前期実績は単体で2.12億円)に上方修正。
売上総利益率の改善策や販管費の適正化策などが予想を上回る効果を創出し、利益を押し上げる見通し。
新型コロナウイルスに対する政府方針に応じて営業時間を短縮したが、利益構造改革を達成しつつあり、売上高が若干下振れした場合でも第4四半期の営業利益は当初予想を上回る見込みという。