[パリ 18日 ロイター] - フランスのルメール経済・財務相がフランス自動車大手PSAグループ (PA:PEUP)とルノー (PA:RENA)に対し、新型コロナウイルス対策として政府が始める企業支援の対象になると伝えたことが分かった。
仏政府は今週、3000億ユーロ(3250億ドル)の融資保証や法人税および給与の支払い延期など新型コロナ危機に対する一連の企業支援策の概要を発表した。
当局者によると、ルメール氏はPSAのタバレス最高経営責任者(CEO)およびルノーのスナール会長と電話で会談し、自動車業界の見通しについて協議。その中で、必要なら両社も企業支援策を受ける資格があると伝えたという。
フランスの新型コロナ対策は主に窮地に立たされている中小企業を対象としているが、仏政府は大手企業も支援する意向を明らかにした。