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フリービット Research Memo(3):世界初AIフィルター機能付き「TONEカメラ」搭載の新モバイル端末発売

発行済 2020-04-16 15:13
更新済 2020-04-16 15:21
© Reuters.  フリービット Research Memo(3):世界初AIフィルター機能付き「TONEカメラ」搭載の新モバイル端末発売

■中長期のトピック1. トーンモバイルが世界初AIフィルター機能を持つ「TONEカメラ(特許申請中)」搭載の新端末を販売開始フリービット (T:3843)の子会社である(株)ドリーム・トレイン・インターネット(DTI)は、2020年2月に世界初のAIフィルター機能を持つ「TONEカメラ(特許申請中)」を搭載した新端末「TONE e20」の販売を開始した。

新端末は従来の端末と比較してAI機能及び基礎機能が大幅に向上している。

特に注目すべきは、不適切画像の撮影を規制することにより、昨今問題となっている「自画撮り被害」を防ぐ“AIフィルターTM”機能を世界で初めて搭載した点である。

「自画撮り被害」とは、だまされたり、脅されたりして18歳未満の子供が自分の裸体等を撮影させられたうえ、SNS等に送ってしまう被害で、年々その件数は増加しており、対策が急がれている。

「TONEカメラ(特許申請中)」では、AIが被写体を分析し、不適切画像と判明した場合、端末自体での撮影ができず、データとしての保存もできなくなる。

不適切画像を検知すると、保護者に通知することも可能である。

端末価格は19,800円(税抜き)とリーズナブル。

家族3世代を対象にしたスマートフォンとしてのユニークなポジションを追求したい考えだ。

2. 新型コロナウイルスの影響に関する現時点(3月下旬)での弊社予想同社の5つの事業セグメントでは、影響(プラス、マイナス)の程度が異なると考えられる。

プラスの影響が出始めているのがインフラテック事業である。

在宅勤務・テレワークを採用する企業が増えるなかで、クラウド・VPNサービスの需要は増加する傾向にある。

マイナスの影響は、前述のエドテック事業の企業向け研修事業である。

この影響は少なくとも2020年4月期の期末までは続くものと推測される。

主力の不動産テック事業、アドテク事業、ヘルステック事業に関しては、直接的な影響は軽微であると弊社では考えている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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