[23日 ロイター] - 米住宅建設パルトグループ (N:PHM)は23日、2020年の業績予想を撤回すると共に、自社株買いを保留にすると明らかにした。
同社のライアン・マーシャル最高経営責任者(CEO)は、新型コロナ感染防止のために導入された外出規制の影響で、3月中旬から客足や売り上げが急減したためだと説明した。
第1・四半期の住宅販売件数は前年同期の4635件から5373件に増加した。今後の需要動向の目安となる受注件数は約16%増の7495件だった。
リフィニティブがまとめたアナリスト予想は、引き渡し件数が5498件、受注は7537件だった。
純利益は前年同期の1億6680万ドル(1株当たり0.59ドル)から2億0370万ドル(同0.74ドル)に増加した。また、約2020万ドルの減損処理をした。
売上高は約15%増の22億9000万ドルだった。
同社が今年1月に示した2020年の業績予想は、引き渡し件数が2万5500─2万6250件、平均販売価格は41万5000─42万ドル、売上高総利益率は23.0─23.4%だった。