CAICA (T:2315)はITシステム開発、仮想通貨関連のシステム業務、カバードワラントの組成・販売を軸とした証券業、企業の研修などで用いられるEラーニング事業を展開している。
コロナショックに対しては、まず財務安全性を高めるためにEラーニング事業を手掛ける子会社クシム (T:2345)(旧アイスタディ)株式の一部を売却し、キャッシュポジションを厚くする。
一方、ITシステム開発の分野では、テレワークの需要が高まる環境で不可欠なセキュリティソリューションの販売拡大を目指す。
■Key Points・通期計画達成のハードルは高まるも、深刻な影響が及ぶ可能性は低い・子会社株式の一部売却で現金を積み増し財務の安全性を高める・ITシステムではセキュリティソリューションの販売拡大を目指す(執筆:フィスコアナリスト)