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エルテス Research Memo(4):口コミサイトやブログ等がブームとなり、それに伴うリスクに着目した事業を開始

発行済 2020-05-20 15:04
更新済 2020-05-20 15:21
© Reuters.  エルテス Research Memo(4):口コミサイトやブログ等がブームとなり、それに伴うリスクに着目した事業を開始
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■会社概要3. 沿革エルテス (T:3967)の前身の1つである旧(株)エルテスは、現代表取締役社長である菅原貴弘(すがわらたかひろ)氏によって、2004年4月に企業のインターネット上でのブランディング支援を目的として設立された。

その後、口コミサイトやブログ等がブームに乗るなかで、自ら口コミサイトを立ち上げる事業ではなく、そこに書かれている誹謗中傷等が企業経営に及ぼす影響等に着目し、2007年からその対策のためのソーシャルリスクコンサルティングサービス(検索エンジン関連サービス)を開始した。

2010年からはTwitterやFacebook等、ソーシャルメディアの普及により新たに出現したネット炎上などのソーシャルリスクに関するデータの収集・蓄積を開始すると、2011年にはソーシャルリスクモニタリングサービス(ソーシャルメディアサービス)を立ち上げ、順調に事業を拡大してきた。

一方、もう1つの前身となるエヌアールピー(株)(現在の同社)は、2012年4月にWebのモニタリングシステムの開発、保守、運用業務の受託を目的に設立された。

事業上の連携を深めてきた両社であるが、2014年に経営基盤の強化による経営効率の向上を図ることを目的として、経営統合を実施。

エヌアールピーが旧エルテスを吸収合併し、商号を(株)エルテスに変更することで現在の形となった。

2014年には、電通 (T:4324)との資本業務提携により危機管理の分野におけるリアルとWebの棲み分けによる協業を開始。

2015年10月には(株)産業革新機構(現(株)産業革新投資機構)等からの出資(534百万円)を受けると、2016年2月からは、これまでのソーシャルリスク領域からリスクインテリジェンス領域(情報漏えいなど内部脅威検知サービス)へと事業拡充を図っている。

2016年11月29日に東証マザーズに上場した。

2017年8月には、新規事業の立ち上げに伴う戦略子会社2社の設立により、連結決算へと移行した。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

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