[20日 ロイター] - 米ゲームソフト大手テイクツー・インタラクティブ・ソフトウエア (O:TTWO)が20日発表した第4・四半期(1─3月期)決算は、売上高がアナリスト予想を上回った。新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けたロックダウン(都市封鎖)により、バスケットボールゲーム「NBA2K」などが好調だった。
米国でのビデオゲーム販売はロックダウンが実施された過去2カ月間に急拡大。3月の米市場全体の売上高はこの10年余りで最高だった。
テイクツーは今年度の通年の調整後売上高見通しを25億5000万─26億5000万ドルとした。リフィニティブIBESがまとめたアナリスト予想の平均は27億1000万ドル。
1─3月期の調整後売上高は7億2940万ドルだった。アナリスト予想は5億8404万ドル。純利益は1億2270万ドル(1株当たり1.07ドル)で、前年同期の5680万ドル(1株当たり0.5ドル)から大きく増加した。
同社は併せて、NBAシリーズの最新作「NBA2K21」を今秋発売すると発表した。