[ニューヨーク 17日 ロイター] - 複数の米大手銀行は、黒人奴隷制度が最終的に廃止されたことを記念した「ジュンティーンスの日」に当たる19日、支店やオフィスの業務時間を短縮する方針だ。
1865年6月19日、南北戦争で勝利した北軍の部隊が最後の奴隷を解放したことが記念日の由来。
JPモルガン・チェース (N:JPM)とUSバンクは東部時間午後1時に、キャピタル・ワン・ファイナンシャル (N:COF)とフィフス・サード・バンコープ (O:FITB)、PNCファイナンシャル・サービシズ・グループ (N:PNC)は同午後2時に支店の営業を終了する。ただ週末で決済など銀行に用がある人も多いため、完全な休業は見送る。
今年は、白人警官に首を押さえつけられて黒人男性のジョージ・フロイドさんが死亡した事件に抗議するデモが全米に広がったことなどから、ジュンティーンスの日への注目度が高まっている。
銀行以外でも、グーグルや全米プロフットボールリーグのNFLなども業務を休んだり、従業員に不要不急の会議を開かないよう要請している。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200617T220732+0000