[フランクフルト 18日 ロイター] - ドイツ航空大手ルフトハンザ (DE:LHAG)の筆頭株主である同国の富豪ハインツ・ヘルマン・ティーレ氏は、独政府によるルフトハンザ救済策の中身に異議を唱え、政治家らとの会談を求めている。独経済紙ハンデルスブラットが18日報じた。
ルフトハンザの救済策には株主からの承認が必要となるが、同社株を15%保有するティーレ氏は救済条件を批判。独政府が最大20%の同社株を保有することに反対する意向を示しているという。
今月25日にルフトハンザの株主総会が開かれる予定で、同社はティーレ氏の出方を注視している。