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日本調剤 Research Memo(2):2020年3月期は調剤薬局事業がけん引、営業利益は2期ぶりの増益に

発行済 2020-06-29 15:12
更新済 2020-06-29 15:21
© Reuters. 日本調剤 Research Memo(2):2020年3月期は調剤薬局事業がけん引、営業利益は2期ぶりの増益に
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■業績の動向1. 2020年3月期決算の概要日本調剤 (T:3341)の2020年3月期の連結業績は、売上高で前期比9.3%増の268,520百万円、営業利益で同12.8%増の7,593百万円、経常利益で同21.8%増の7,405百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同76.7%増の6,697百万円となり、売上高は連続過去最高を更新、各利益は2期ぶりの増益となった。

また、2019年12月に修正発表した会社計画値に対しては期末にかけて新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けたものの、売上高でほぼ計画通りとなり、各利益は計画を上回って着地した。

売上高の増加は、調剤薬局事業が新規出店並びに処方箋単価の上昇などにより前期比10.7%増と好調に推移したことが主因で、医薬品製造販売事業もグループ内調剤薬局向けの取引額が拡大したことにより同5.9%増となった。

医療従事者派遣・紹介事業については派遣案件から紹介案件に需要がシフトしたことが減収要因となっている。

また、営業利益は医薬品製造販売事業が2019年10月の消費税引き上げに合わせて実施された薬価改定の影響を受け減益となったものの、調剤薬局事業並びに医療従事者派遣・紹介事業の増益でカバーする格好となった。

営業外収支が前期比468百万円改善したが、これは有利子負債削減に伴う支払利息が161百万円減少したことや、受取補償金・受取保険金・補助金収入を合わせて243百万円計上したことが主因となっている。

また、特別利益として固定資産売却益を6,662百万円計上し、一方で減損損失を2,663百万円(前期は607百万円)計上した。

調剤薬局事業におけるグループ店舗の資産評価を保守的に見直したことが要因のようだ。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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