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ウイルプラスホールディングス---2020年6月期は増収増益、新車売上高・中古車売上高ともに2ケタ増

発行済 2020-08-17 13:25
更新済 2020-08-17 13:41
© Reuters.  ウイルプラスホールディングス---2020年6月期は増収増益、新車売上高・中古車売上高ともに2ケタ増
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ウイルプラスホールディングス (T:3538)は14日、2020年6月期連結決算を発表した。

売上高が前期比17.4%増の350.68億円、営業利益が同3.8%増の11.60億円、経常利益が同7.3%増の11.96億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同9.9%増の8.02億円となった。

前期に新たに取扱いを開始した「ポルシェ」ブランド、東北地方、中国地方という新たな販売エリアでの事業活動が本格稼働するとともに、2019年11月に同社グループ初の取組として、グループ内で取扱い中の複数ブランドを販売する輸入車中古車専門販売店を福岡県宗像市に新規オープンした。

また、MINI、ジャガー・ランドローバー、ポルシェの各ブランド計5店舗の店舗改装・移転改装を実施し、それぞれリニューアルオープンしている。

車輌販売は、JEEPブランドの「ラングラー」等の販売が堅調に進んだほか、ボルボやジャガー・ランドローバー、ポルシェ等の各ブランドにおいて、主に高額車輌の販売が堅調で、前期比43.90億円増の289.77億円となった。

引き続き新車販売に注力するとともに、下取りの強化やインターネット販売にも一段と注力するなど中古車販売にも重点を置いてきた。

その結果、新車売上高は前期比15.1%増、中古車売上高は同32.0%増となった。

車輌売上高の増加に伴い、ストック型ビジネスである車輌整備や保険手数料収入も前期比増となり、連結売上高は増収を達成した。

原価率の高い車輌売上割合が増加し、売上原価も増加したものの、売上総利益は前期比13.4%増の68.35億円となった。

売上高増加に伴う販売関連費用、店舗及び人員の増加に伴い、人件費や店舗運営のための費用等が増加し、さらに取扱いブランドの増加と車種の多様化に伴うデモカーの増加、また、主に前期に取得した店舗設備の償却費等により減価償却費が増加したため、販売費及び一般管理費は同15.6%増の56.75億円となったが、各利益はいずれも増益となった。

2021年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.0%増の361.34億円、営業利益が同1.7%増の11.80億円、経常利益が同2.2%減の11.70億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.1%減の7.37億円を見込んでいる。

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