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タマホーム Research Memo(4):2020年5月期業績は主力の注文住宅事業の拡大により、2ケタ増収増益を達成

発行済 2020-08-25 15:14
更新済 2020-08-25 15:21
© Reuters.  タマホーム Research Memo(4):2020年5月期業績は主力の注文住宅事業の拡大により、2ケタ増収増益を達成
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■業績動向1. 2020年5月期の業績概要タマホーム (T:1419)の2020年5月期の連結業績は、売上高で前期比12.0%増の209,207百万円、営業利益で同34.0%増の9,873百万円、経常利益で同40.3%増の9,754百万円、親会社株主に帰属する当期純利益で同29.9%増の5,109百万円と2ケタ増収増益となり、過去最高業績を連続更新した。

主力事業である注文住宅の販売棟数が戦略商品である地域限定商品を中心に前期比5.3%増と順調に増加し、価格改定効果もあって収益性が向上したこと、また、リフォーム事業や戸建分譲事業についても前期比2ケタ増収と好調に推移したことなどが増収増益要因となった。

売上原価率が前期の75.4%から76.1%に上昇しているが、これは不動産事業において前期に規模の大きい販売用不動産の売却益を計上した反動による。

また、特別損失として投資有価証券評価損948百万円、注文住宅事業における減損損失360百万円、事業撤退損112百万円などを計上した。

投資有価証券評価損は、シンガポールの連結子会社であるTama Global Investments Pte.Ltd.を通じて出資した不動産開発を手掛けるDeveloper Group Pte.Ltd.(以下、DG)の株式評価について、DGからの投資回収が期待できないものと判断し、評価損として計上したものとなる。

同社は海外事業について段階的に整理を進めており、今回もその一環となる。

なお、2020年2月に修正発表した会社計画に対して、売上高で2.1%、営業利益で9.7%上回った要因は、注文住宅事業において、地域限定商品の利益率改善が想定以上に進んだことに加え、不動産事業においてオフィス区分所有権販売事業の売上高が計画を上回ったことが挙げられる。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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