[14日 ロイター] - 「ニューヨーク・スポーツクラブ」などを保有する米タウン・スポーツ・インターナショナル (O:CLUB)は14日、連邦破産法11条の適用を申請した。
新型コロナウイルスの流行でスポーツジムの休業を余儀なくされ、収入が落ち込んだ。
デラウェア州の連邦破産裁判所に提出した文書によると、資産と負債は5億ー10億ドル。
スポーツジムの運営会社は、新型コロナの流行で月々の会員料や個人レッスン料などが減少。5月にはゴールドジム・インターナショナルが、6月にも24アワー・フィットネス・ワールドワイドが破産法の適用を申請している。
タウン・スポーツは3月31日時点で、99店のニューヨーク・スポーツクラブなど、185のフィットネス・センターを運営。会員数は58万人だった。ボストン、フィラデルフィア、ワシントンDCなどでも事業を展開していた。
ニューヨーク州は今月、人数制限付きでフィットネス・センターの業務再開を許可した。タウン・スポーツは一部のジムで営業を再開したものの、多くのジムは休業が続いていた。 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200914T091459+0000