[15日 ロイター] - 不動産売買のプラットフォームを提供し、ソフトバンクグループ (T:9984)が出資する米オープンドアが、特別買収目的会社(SPAC)、いわゆるブランクチェック・カンパニー(白紙小切手企業)との合併を通じて上場する運びとなった。
オープンドアと合併するのは、投資家のチャマス・パリハピティヤ氏率いるソーシャル・キャピタル・ヘドソフィア・ホールディングス2 (N:IPOB)で、合併後の新会社の価値は48億ドル相当。オープンドアはブラックロックなどからの資金を含め、現金10億ドルを受け取る。
オープンドアは自社で不動産を購入し、修繕を行い、顧客に売却するサービスを提供。ソフトバンクが手掛ける投資ファンド、ソフトバンク・ビジョン・ファンド(SVF)は2018年、同社に4億ドルを出資した。