[北京 26日 ロイター] - 北京国際自動車ショーが26日に開幕した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が続く中、対面方式でのショー開催を実現したが、例年と比べると参加者や新型モデルの発表は少なく、業界の先行きも不透明だ。
ただ、中国の自動車市場は4月以降、急速に回復しており、中型から大型の高級車に堅調な需要が見られるほか、電気自動車(EV)への関心も高まっている。
トヨタ自動車 (T:7203)やホンダ (T:7267)と合弁事業を展開する広州汽車集団(GAC) (SS:601238)のゼネラルマネージャーは、今年の年間販売は増加するとの見通しを示した。
独BMW (DE:BMWG)の中国事業トップは記者団に対し、第1・四半期の中国での販売は前年同期比30%減少したものの、第2・四半期は17%回復したと指摘。第3・四半期は「順調だ」とし、「信頼感が戻った」と語った。