[3日 ロイター] - 米金融大手のJPモルガン・チェース (N:JPM)は2日遅く、内部統制に関する「過去の不備」で制裁金を科される可能性があると明らかにした。米国の銀行における顧客アドバイザーとしての役割に関連した不備という。
解決に向けて規制当局と協議しているものの、合意の保証はないとした。協議している規制当局については具体的に明らかにしなかった。
また、内部統制の問題に関しては既に対応策を講じているとした。
JPモルガンは今年9月、貴金属先物取引などで不正に価格操作したことを認め、制裁金など9億2000万ドル余りの支払いに合意した。