本日のマザーズ市場では、米大統領選後の投資資金の流入が続いた。
選挙結果はまだ判明していないものの、想定されるシナリオに基づいて日米株が上昇。
マザーズ市場では個人投資家が米大統領選に向けて買い持ち高を減らしていたが、選挙後の日米株高を受けて投資資金が還流した。
米長期金利の低下に伴い日米市場とも株価バリュエーションの高いグロース(成長)株が選好され、新興ハイテク株中心のマザーズ市場にとって追い風になったとみられる。
なお、マザーズ指数は大幅続伸、売買代金は概算で2787.99億円。
騰落数は、値上がり238銘柄、値下がり87銘柄、変わらず5銘柄となった。
個別では、時価総額上位のフリー (T:4478)、ラクス (T:3923)、弁護士コム (T:6027)などが上昇。
売買代金上位でもデジタル化進展で注目されるBASE (T:4477)、マクアケ (T:4479)、AIinside (T:4488)、すららネット (T:3998)などが大きく買われた。
決算が好感されたミンカブ (T:4436)は急伸。
また、直近IPO(新規株式公開)銘柄のRetty (T:7356)やrakumo (T:4060)が上昇率上位に顔を出した。
一方、時価総額上位ではメルカリ (T:4385)、売買代金上位では直近IPO銘柄のPアンチエイジ (T:4934)が逆行安。
決算が嫌気されたリンクバル (T:6046)などは下落率上位に顔を出した。