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ユニリタ---2Q売上高微減、クラウド事業は堅調に推移

発行済 2020-11-09 12:25
更新済 2020-11-09 12:41
© Reuters.  ユニリタ---2Q売上高微減、クラウド事業は堅調に推移
3800
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ユニリタ (T:3800)は6日、2021年3月期第2四半期(20年4月-9月)連結決算を発表した。

売上高が前年同期比0.9%減の48.36億円、営業利益が同53.7%減の2.08億円、経常利益が同43.6%減の3.13億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同5.3%減の3.39億円となった。

クラウド事業の売上高は前年同期比30.3%増の5.52億円、営業利益は0.02億円(前年同期は0.26億円の損失)となった。

クラウドサービス利用ニーズが高まる中、同社の強みを活かした、サービスマネジメント、リモートワーク基盤構築、バックオフィス業務効率化などの主力サービスが堅調に推移した。

プロダクト事業の売上高は前年同期比9.1%減の13.55億円、営業利益は同49.2%減の0.80億円となった。

既存ユーザ向けの直販営業ならびにストック型収入である保守サービスの売上については堅調に推移した。

しかし、製品群の中でパートナー販売依存度が高い製品における新規ユーザ向け販売の伸び悩み、前期にあった帳票系大型案件の反動減、コロナ禍で人の移動が制限されるなか地方交通事業者向けのIoTサービス事業が不振となった。

利益面では、これらの減収要因が影響した。

ソリューション事業の売上高は前年同期比10.2%増の11.18億円、営業損失は1.09億円(前年同期は0.14億円の利益)となった。

子会社ビーエスピーソリューションズやデータ総研では、DXの潮流を捉えたコンサルティングサービスが伸長した。

しかし、技術支援サービスでは、コロナ禍の影響を受けた顧客からの業務日程の延期によるプロジェクトの遅延などが影響した。

利益面では、技術支援サービスの減収、不採算案件の発生などが影響した。

その他利益面では、リモートワーク環境整備や在宅勤務手当などの福利厚生への対応による販管費の増加が影響した。

2021年3月期通期については、売上高が前期比4.3%減の97.00億円、営業利益が同53.4%減の5.00億円、経常利益が同47.1%減の6.10億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同15.5%減の7.55億円とし、10月15日に修正した連結業績予想を据え置いている。

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