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ステップ Research Memo(4):コロナ禍の影響長期化に備え借入を実施するも財務内容は健全

発行済 2020-12-22 15:44
更新済 2020-12-22 16:01
© Reuters.  ステップ Research Memo(4):コロナ禍の影響長期化に備え借入を実施するも財務内容は健全
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■ステップ (T:9795)の業績動向2. 財務状況と経営指標2020年9月期の財務状況を見ると、総資産は前期末比3,117百万円増加の26,036百万円となった。

主な変動要因を見ると、流動資産では現金及び預金が3,038百万円増加した。

固定資産は「STEP 伊勢原スクール」の校舎移転や「STEPキッズ 茅ヶ崎教室」の校舎完成により有形固定資産が51百万円増加している。

なお、2020年9月期の設備投資額は510百万円で、校舎新築費用で338百万円のほか、当期に開校した2スクールの内装工事費用70百万円、既存5スクールの増床のための内装工事費用56百万円などを計上した。

負債合計は前期末比2,419百万円増加の4,976百万円となった。

コロナ禍の影響の長期化に備えると同時に社員の不安を和らげる効果も勘案し、3,050百万円の借入を実施した。

なお、コロナ禍が深刻化しなければ、手当した借入金については返済する予定となっている。

また、純資産は配当金支払いで643百万円の支出があったものの、当期純利益1,343百万円を計上したことにより、前期末比698百万円増加の21,060百万円となった。

経営指標を見ると、自己資本比率は有利子負債の増加によって前期末の88.8%から80.9%に低下し、有利子負債比率が同4.9%から16.1%に上昇したが、ネットキャッシュ(現預金−有利子負債)は44億円強と潤沢で、財務の健全性は高いと判断される。

また、同社の資産状況を見ると、固定資産比率が68.4%と高いことが特徴となっている。

これは、地域に根差した教育サービスを長期的に提供していくためには、自社物件で運営していくことが安定的かつ合理的であると判断しているためだ。

このため、条件にかなう不動産物件があれば購入し、校舎を建設していく方針となっている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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