[24日 ロイター] - 米配車サービス大手のウーバー・テクノロジーズとリフトがホワイトハウスと協力して実施する新型コロナウイルスワクチン接種拠点への無料ないし割引の送迎プログラムが24日、始まった。バイデン大統領が2週間前、7月4日の独立記念日までの米成人7割接種を目標に、2社と連携すると発表していた。
ウーバーによると、2回接種型のワクチン接種の送迎なら、接種者1人当たりに最大100ドルをウーバー社が負担。接種予約を済ませていれば、ウーバーのアプリで送迎を頼める。1回ごとに片道にかかる料金25ドル未満なら無料、それを超えれば25ドル分を割引する。利用者の人数はまだ想定できないとした。
リフトによると、1回の接種の送迎に15ドルを割り引く。2回分で合計30ドルの割引になる。
両社とも、運転者は送迎料金をすべて収入として得られるとしている。