中国のBYDは、第2四半期の電気自動車（EV）販売台数が21％増加し、第1四半期の世界EV販売台数ランキングで米テスラ（TSLA）の後塵を拝していた同社に近づいたと発表した。
BYDは4月から6月までの期間に42万6039台のEVを販売した。この数字は、テスラの同四半期の推定販売台数を約12,000台下回っている。
ロイターによると、テスラは火曜日に、4～6月期の車両販売台数が6％減少したと発表すると予想されている。2四半期連続で販売台数が減少するのは初めてのことで、中国での競争激化や、手頃な価格の新型車不在による需要減に対処するためだ。
実際の販売台数が予想を下回る場合、テスラはEV販売台数トップの座をBYDに明け渡す可能性があり、バークレイズは第2四半期のテスラの販売台数が11％減少すると予測している。
中国乗用車協会（CPCA）が発表した6月の中国製テスラのEV販売台数は、前年同月比で24.2％減少した。これは3カ月連続で前年同月を下回ったことになる。
テスラの株価は火曜日の市場開始前に2％近く下落した。
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