UBSは、同社が監視する欧州の証券取引所における6月の現物株式の1日平均取引高が前年同月比17％増、前月比5％増と顕著な伸びを示したと報告した。
「6月の現物株式の取引量は、過去15ヵ月間で2月24日に次いで2番目に多かったことから、勇気づけられるものであったと考える」とUBSのアナリストは財務報告書に記した。
2024年第2四半期の取引量は、2024年第1四半期を8％、2023年第2四半期を17％上回った。
2024年6月、UBSのアナリストは、他の取引プラットフォームと比較した場合、現物株式市場におけるこれらの証券取引所の市場シェアは63.8％であることを明らかにした。これは前月から0.4%減少したが、前年同月からは1.3%増加した。2年半にわたっ て減少を続けていたシェアは、12ヵ月連続で前年同月を上回った。
ユーロネクスト（ENX）の6月の市場シェアは65.5％で、5月の67.6％から低下した。
また、欧州における上場投資信託（ETF）の取引量は6月に堅調な伸びを示し、前月比22%増となった。一方、米国のETF取引量は比較的横ばいで、前月比1％の微増だった。
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