アップル（AAPL）の主要iPhone製造パートナーであるフォックスコンは金曜日、前四半期の収益が予想を上回ったことを発表した。
鴻海精密工業として知られるフォックスコンは、前月の売上高が4,907億台湾ドル（約151億2,000万ドル）であったことを明らかにした。
フォックスコンの第2四半期の売上高は前年同期比19.1%増の1兆5,500億台湾ドルに達した。この数字は、精度の高いアナリストの予測を重視するLSEG SmartEstimateによる1兆5100億台湾ドルの予測を上回った。第2四半期の売上高は過去最高を記録した。
同社の株価は台湾証券取引所で2％上昇した。
フォックスコンは、特に人工知能機能を搭載したサーバーの需要が高いことから、第2四半期の目覚ましい収益実績はクラウドサービスおよびネットワーク製品部門によるものだと評価した。同社はこの分野で前年同期および前四半期から大幅な伸びを確認した。しかし、スマートフォンなどのコンシューマーエレクトロニクスからの収益は、前年同期と比較すると伸びを示さず、追加の詳細も明らかにされなかった。
今後について、フォックスコンは、第3四半期の収益は前年同期および今年第2四半期と比較して成長すると予測している。
「今年後半の高需要期に入り、業績が徐々に改善することを期待しています」と同社は述べている。
第3四半期は通常、台湾のハイテク企業にとって繁忙期の始まりであり、欧米諸国での年末年始の販売増に備え、アップル社などの大手顧客向けにスマートフォンやタブレット端末などの電子機器の増産が行われる。
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