バークレイズのアナリストは月曜日、MicroStrategy (MSTR)のカバレッジをオーバーウエイト、目標株価146ドルで開始した。
同社は、MicroStrategyを、公開企業の株式を購入することで間接的にビットコインに投資したい投資家にとって有利な選択肢であると考えている。
バークレイズによると、MicroStrategyは、ビジネスインテリジェンスソフトウェアの提供というコアビジネスからの収益と財務の安定性を利用して、約130億ドル相当のビットコイン資産を購入している。
「基本的に、MSTRはビットコインに特化した投資ファンドと同様の運営を行っており、投資用の自己資本も生み出しているため、株主はビットコイン自体の価格に投資する機会だけでなく、同社が資金を提供するビットコインの追加買収の可能性も提供できる」とアナリストはレポートに書いている。
「さらに、その（主に転換可能な）負債の平均借入コストは約1.6％で、返済期限は2032年まで延びており、MSTRの戦略は、将来のビットコイン価格の下落期から発生する可能性のある大きな財務的圧力に耐えるための十分な設備が整っているようだ」とアナリストは続けた。
バークレイズは別のレポートで、ロビンフッドマーケッツ（HOOD）とコインベース・グローバル（COIN）の格付けをイコールウェイトに引き上げた。
暗号通貨セクターを手掛ける両社は、製品ラインの多様化と財務実績の強化で大きく前進したと評価された。
具体的には、コインベースは市場の変動にもかかわらず収益の伸びを維持しており、より支持的な規制環境と暗号通貨の価格を追跡する様々な上場投資信託の認可に支えられており、バークレイズはこのセクターにとって好ましい兆候と解釈している。
Robinhoodについて、バークレイズは事業戦略の継続的な進化を認め、新商品の導入、新市場への拡大、Bitstampの買収に伴う機関投資家向けサービスなどの新たな収益手段の創出による成長の可能性を予測している。
「要約すると、当初のアンダーウエイトの格付けにつながった懸念は収まりつつあり、現在では両社の投資見通しはより均等になったと評価している」とアナリストはコメントしている。
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