40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

米アップルが児童虐待対策、iCloud保存時に写真をデータ照合

発行済 2021-08-06 09:28
更新済 2021-08-06 09:37
© Reuters.  米アップルは8月5日、米国の利用者がスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の写真をデータ保管・共有の「iCloud(アイクラウド)」にアップロードする際、児童の

[5日 ロイター] - 米アップルは5日、米国の利用者がスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の写真をデータ保管・共有の「iCloud(アイクラウド)」にアップロードする際、児童の性的虐待に関する既存の写真データベースと照合して問題のある写真を特定するシステムを導入すると明らかにした。

児童の性的虐待に関する写真が検知された場合は人の目で検証を行った上で、アイクラウド利用者を当局に通報すると説明。新たなシステムは誤判定を1兆分の1に減らすよう設計されているとした。

新たなシステムは法執行当局が保管している児童の性的虐待の写真データベースに基づいている。アップルは編集がかけられた画像も検知できるよう設定したデータベースをアイフォーン内に保管し、利用者がアイクラウドに写真をアップロードする際にデータベースと照合する仕組み。

当局による児童虐待対策への協力要請に対応すると同時に、利用者のプライバシーを保護する意図がある。ただ、一部のプライバシー擁護を訴える活動家は、政治的言論を含むアイフォーン上のコンテンツの監視につながる可能性があるとして警鐘を鳴らしている。

アルファベット傘下グーグル、フェイスブック、マイクロソフトを含む他のIT大手は既に、児童の性的虐待に関する写真のデータベースを使った検証作業を行っている。

全米行方不明・被搾取児童センター(NCMEC)のジョン・クラーク最高責任者は文書で「非常に多くの人がアップル製品を利用しているため、新たな安全対策は、子供をオンラインで誘い込み、性的虐待の恐ろしい画像をネットで拡散するという致命的な被害から子供を守り得る」と強調した。「プライバシーと子供の保護は共存可能だ」とした。

アップルによると、アイフォーンのみに保管された写真は照合作業の対象にはならない。人の目によってデータベースと照合し、問題ある写真と判定されればアカウントを当局に報告した上で停止する。利用者が不当にアカウントが停止されたと感じた場合は再開を要求できるとした。

アップルのシステムは、同社サーバーにアップロードされた後ではなく、事前にデータベースと照合するという点が特徴的。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます