40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

トヨタとホンダ、日本の自動車レース専用の脱炭素車を共同開発へ

発行済 2021-10-25 17:00
更新済 2021-10-25 17:10
© Reuters. 日本の自動車レース「全日本スーパーフォーミュラ選手権」を主催する日本レースプロモーション(JRP)は25日、トヨタ自動車、ホンダと共同で、温暖化ガス排出量を実質ゼロにする

[東京 25日 ロイター] - 日本の自動車レース「全日本スーパーフォーミュラ選手権」を主催する日本レースプロモーション(JRP)は25日、トヨタ自動車、ホンダと共同で、温暖化ガス排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルの実現に向けた技術開発に取り組むと発表した。二酸化炭素(CO2)と水素を合成した環境に優しい燃料の使用や、植物由来の天然素材などを使った車両の開発を2022年から進める。

世界で脱炭素化への動きが強まる中、CO2を排出するガソリンエンジン車が主流だったモータースポーツの世界も環境対応を迫られている。スーパーフォーミュラではエンジンを提供し、性能を競い合っているトヨタとホンダが協力し、脱炭素社会に相応しいモータースポーツの刷新を目指す。

JRPの中嶋悟会長は会見で「本当に危機感を持ってこの業界全てが対応しなければならない」と指摘。「トヨタとホンダに相談し、来シーズンからテストを始め、やっていこうということで賛同いただけた」と述べた。

トヨタの佐藤恒治執行役員は「カーボンニュートラルに向けた動きは1社が頑張ればいいわけではない。いろいろなノウハウを持ち合いたい」と語った。ホンダ執行職の渡辺康治ブランド・コミュニケーション本部長も「メーカーの垣根を超えながら同じ夢を実現したい」と話した。

3社は今後、燃料や素材、パワートレイン、シャシー、タイヤなどあらゆる面での開発中の技術を搭載した試験車を走行させ、実験を重ねて技術進化につなげる。

JRPは環境対応のほか、ファンがもっと楽しむためのデジタル対応を強化することも明らかにした。レースのライブ中継をはじめ、全ドライバーの運転中の映像、車速などの車両データ、ドライバー無線のやりとりなどの音声をスマートフォンで視聴できるようにする。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます