[バンダルスリブガワン 26日 ロイター] - 東南アジア諸国連合(ASEAN)の首脳会議が26日開幕したが、ミャンマーからの代表者は不在だった。
オンラインで行われた開会の演説で議長国ブルネイとASEAN事務総長のどちらもミャンマー代表の欠席に触れなかった。
ASEANは10月15日の会合で、ミャンマーが4月のASEANとの和平に向けた合意を履行していないとして国軍トップのミン・アウン・フライン総司令官を首脳会議に招請しないと決定した。これは、内政不干渉の方針で知られるASEANとしては異例の措置となる。
ブルネイは、政治色の薄い代表者を招請する方針を示していたが、首脳会議の開幕までに確認が取れなかった。
ミャンマーの軍事政権は25日、国家元首か閣僚級の人物の出席のみに同意するとして、ミャンマーからは誰も出席しないことを示唆していた。