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エリアリンク---3Qは2ケタ増益、各利益段階の通期業績予想について上方修正を発表

発行済 2021-10-29 09:55
更新済 2021-10-29 10:00
© Reuters.
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エリアリンク (T:8914)は28日、2021年12月期第3四半期(21年1月-9月)決算を発表した。
売上高は前年同期比10.9%減の152.79億円、営業利益は同30.9%増の23.69億円、経常利益は同36.0%増の23.49億円、四半期純利益は同17.0%増の18.56億円となった。


ストレージ事業の売上高は前年同期比4.3%増の116.48億円、営業利益は同66.7%増の24.70億円となった。
「ストレージ運用」は、2020年に出店活動を一時停止したこと及び毎年発生する物件の閉鎖により、2021年9月末時点の総室数は同549室減の97,781室となったが、利用申込の獲得は堅調に推移したため、2021年9月末時点の稼働率は同5.17ポイント向上し83.91%となった。
この稼働率の向上に加え、コンテナの買戻しによる原価低減により、営業利益率は同8.3ポイント向上した。
一方、「ストレージ流動化」はアセット屋内型ストレージの「土地付きストレージ」の建築受注2件と販売1件、コンテナ受注1件を計上した。


土地権利整備事業の売上高は前年同期比45.2%減の25.91億円、営業利益は同51.1%減の4.34億円となった。
2020年12月期第1四半期に大型案件の売却、2020年12月期第3四半期に在庫圧縮の販売推進があったことにより大幅減収減益となった。


その他運用サービス事業の売上高は前年同期比17.5%減の10.39億円、営業利益は同15.3%減の2.89億円となった。
アセット事業は、新型コロナウイルスの影響を受けた一部のテナントからの賃料減額要望等が発生したことにより減収となったが、稼働状況は堅調に推移した。
一方、オフィス事業は、好調な稼働率を維持しており、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的としたサテライトオフィス需要を取り込む施策に注力した。
これらの結果に加えて、2020年12月をもって貸会議室事業、2021年3月をもってパーキング事業から撤退したこともあり、減収減益となった。


2021年12月期通期については、同日、業績予想の上方修正を発表した。
売上高が前期比12.4%減の197.00億円、営業利益が同27.4%増(前回予想比7.4%増)の29.00億円、経常利益が同29.5%増(同7.7%増)の28.00億円、当期純利益が同10.1%減(同14.3%増)の20.00億円としている。



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