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ポート Research Memo(4):短期的な財務懸念はなし。積極的な負債活用を掲げ、投資方針に沿った資本構成を展開

発行済 2022-03-10 15:04
更新済 2022-03-10 15:15
© Reuters.
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■ポート (T:7047)の業績動向

2. 財務状況と経営指標
2022年3月期第3四半期末の資産合計は前期末比1,942百万円増加の8,698百万円となった。
流動資産は1,998百万円増加し、5,779百万円となった。
主な要因は、現金及び現金同等物が2,212百万円増加した一方で、その他の金融資産が156百万円減少したことによる。
非流動資産は56百万円減少し、2,919百万円となった。
主な要因は、使用権資産が78百万円減少したことによる。
負債合計は同1,563百万円増加の6,297百万円となった。
流動負債は126百万円減少し、1,977百万円となった。
主な要因は、その他の金融負債が194百万円減少したことによる。
非流動負債は1,689百万円増加し、4,319百万円となった。
主な要因は、社債及び借入金が2,116百万円増加した一方で、その他の金融負債が357百万円減少したことによる。
資本合計は同378百万円増加の2,401百万円となった。


経営指標については、流動比率が前期末比112.6ポイント上昇の292.3%であることから、短期的な財務懸念はないと弊社では見ている。
なお、親会社所有者帰属持分比率は27.6%(前期末は29.9%)となったが、2022年3月期のEBITDA及び親会社の所有者に帰属する当期利益で財務指標改善を図るとしている。
同社は、M&Aに関するリリース内でも積極的な負債活用を掲げていることから、現状の資本構成は方針に沿った展開であると言える。


なお、のれんについて同社は、就職領域の足元の業績はM&A時の計画どおりに推移しているほか、リフォーム領域は計画上は軟調に推移しているものの、アライアンスや成約業務のDX推進により増収増益を達成し、成長基調にあるとしている。
なお、INEの子会社化により、のれん/自己資本倍率は一時的に増加するものの、営業キャッシュ・フローの増加で対応していく方針である。
これらの状況から今後の見通しは順調であり、中長期的な業績貢献が期待できる。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)


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