■ザインエレクトロニクス (T:6769)の業績動向
5. 財務状況と経営指標
2021年12月期末の資産合計は前期末比1,080百万円増加の9,867百万円となった。
主な変動要因を見ると、流動資産では現金及び預金が1,011百万円増加し、売掛金が265百万円増加した。
また、固定資産では車両運搬具が2百万円増加、工具、機具及び備品が8百万円減少し、のれんが130百万円減少した。
負債合計は前期末比323百万円増加の809百万円となった。
主に、買掛金167百万円の増加と、利益計上に伴う未払法人税等120百万円の増加による。
純資産合計は前期末比757百万円増加の9,057百万円となった。
主に、利益剰余金が628百万円、自己株式が11百万円減少(増加要因)したことによる。
経営指標を見ると、買掛金増加による負債の増加によって自己資本比率が前期末の92.2%から89.4%に下落したが、現金及び預金は1,011百万円増加し70億円を超える水準まで積み上がり、収益回復に伴って財務基盤が強化されたことがうかがえる。
また、毎期90%前後の高い自己資本比率を維持し、財務の健全性も高いと判断される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)
5. 財務状況と経営指標
2021年12月期末の資産合計は前期末比1,080百万円増加の9,867百万円となった。
主な変動要因を見ると、流動資産では現金及び預金が1,011百万円増加し、売掛金が265百万円増加した。
また、固定資産では車両運搬具が2百万円増加、工具、機具及び備品が8百万円減少し、のれんが130百万円減少した。
負債合計は前期末比323百万円増加の809百万円となった。
主に、買掛金167百万円の増加と、利益計上に伴う未払法人税等120百万円の増加による。
純資産合計は前期末比757百万円増加の9,057百万円となった。
主に、利益剰余金が628百万円、自己株式が11百万円減少(増加要因)したことによる。
経営指標を見ると、買掛金増加による負債の増加によって自己資本比率が前期末の92.2%から89.4%に下落したが、現金及び預金は1,011百万円増加し70億円を超える水準まで積み上がり、収益回復に伴って財務基盤が強化されたことがうかがえる。
また、毎期90%前後の高い自己資本比率を維持し、財務の健全性も高いと判断される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 欠田耀介)