40%引きでご購読
🔥 当社AIが選択した株式戦略、テクノロジー大手、は5月までに+7.1%の上昇。株式がブームなうちに行動を起こしましょう。40%割引で開始

はてな Research Memo(2):2022年7月期第2四半期累計業績は3年ぶりに増収増益に転じる

発行済 2022-03-25 15:22
更新済 2022-03-25 15:30
© Reuters.
3930
-
■業績動向

1. 2022年7月期第2四半期累計業績の概要
はてな (T:3930)の2022年7月期第2四半期累計業績は、売上高で前年同期比28.0%増の1,520百万円、営業利益で同199.6%増の176百万円、経常利益で同205.5%増の179百万円、四半期純利益で同220.3%増の124百万円となった※。
第2四半期累計としては3年ぶりの増収増益、四半期ベースでも4四半期連続で前年同期比増収増益となるなど回復基調が続いている。


※2022年7月期より「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号)等を適用しており、従来基準と比較して売上高で2百万円、営業利益で5百万円増加している。



売上高については、コンテンツプラットフォームサービスの低迷が続いたものの、コンテンツマーケティングサービスが増収に転じたほか、「Mackerel」や「GigaViewer※」を中心にテクノロジーソリューションサービスの売上も大きく伸長したことが増収要因となった。
一方、事業費用は前年同期比18.9%増の1,344百万円となった。
内訳を見ると、エンジニアの採用を積極的に進めた結果、2022年7月期第2四半期末の従業員数が前年同期末比7名増の166名と増加したことにより、人件費が同18.5%増の758百万円となったことに加え、収益回復に伴い賞与引当金を積み増したことが増加要因となっている。
また、「GigaViewer」を利用する媒体数の増加や同社インフラを利用する顧客が増えたことに加え、円安の進展でクラウドサービス利用料(米ドル建て支払)が増加したことにより、データセンター(以下、DC)利用料が同12.4%増の248百万円となった。
その他費用については、同25.3%増の337百万円と伸び率としては高くなったが、これはリモートワーク環境下で生産性の維持向上を図るための各種ツールの導入を進めたことや、広告レベニューシェアの増加に伴う収益配分原価の増加、並びに自社サービス拡販のための広告宣伝費の増加が要因となっている。
事業費用の増加はあったものの増収効果で吸収し、営業利益率は前年同期の4.9%から11.5%に上昇した。


※GigaViewer(ギガビューワ):Webサイトでマンガを閲覧するためのソフトウェアで、月額利用料及び運用保守料のほか、広告配信やストア機能を付加することで、これら収益の一部をレベニューシェアしている。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます