40%引きでご購読
🔥 当社AIが選択した株式戦略、テクノロジー大手、は5月までに+7.1%の上昇。株式がブームなうちに行動を起こしましょう。40%割引で開始

マーチャント・バンカーズグループの創薬ベンチャー・バイオジップコードが自社ブランドの冬虫夏草を発売

発行済 2022-07-11 18:43
更新済 2022-07-11 19:05
© Reuters.  マーチャント・バンカーズグループの創薬ベンチャー・バイオジップコードが自社ブランドの冬虫夏草を発売

■純国産、無菌飼育の蚕を用いた独自の培養方法で

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東証スタンダード)は7月11日の午後、2022年1月に設立した創薬ベンチャーの株式会社バイオジップコードが、自社ブランドの健康食品やサプリメントを販売する事業の第1弾として、8月上旬から、「バイオジップコード」ブランドの冬虫夏草の販売を開始すると発表した。

 バイオジップコードは、滋賀医科大学との産学連携体制のもと、糖尿病などの難治性疾患を完治する治療薬の事業化に向けて、研究開発を推進しているが、並行して収益部門の確保にもつとめている。

■健康食品・サプリメント販売事業の第1弾、8月上旬から

 バイオジップコードは、22年6月27日付で、自社ブランドの健康食品やサプリメントを販売する事業への取組みを開始したが、今般、その第1弾として、「バイオジップコード」ブランドの冬虫夏草の販売を開始する。8月上旬より、マーチャント・バンカーズの子会社・株式会社ケンテンの運営するショッピングサイト「ケンテン×ラファン」での販売を開始し、店舗やインターネットなど、販路チャネルを拡大していく。

 冬虫夏草は、チベットが原産の、オオコウモリガの幼虫に寄生するきのこの一種で、中国では、4000年以上の歴史の中で、不老長寿(アンチエイジング)に欠かせない生薬として、秦の始皇帝や世界三大美女の楊貴妃はじめ、歴代の皇帝や皇妃たちに愛用され、珍重されてきた。

 冬虫夏草の成分は、薬用資源としての研究が進められており、例えば、三菱ケミカルホールディングス<4188>(東証プライム)の田辺三菱製薬株式会社は、DM三井製糖ホールディングス<2109>(東証プライム)等との共同研究により、冬虫夏草由来の成分から、多発性硬化症治療薬であるフィンゴリモドを生成し、日本発・世界初の経口治療薬として、世界規模での多発性硬化症治療に大きく貢献している。

 1977年に日本医学会で発表された論文『ハチタケの⼈⼯培養とその抗腫瘍性について』で、冬虫夏草に癌に効果がある事が世界で初めて明らかにされて以降、冬虫夏草の癌に対する効能について多くの論文が発表されるとともに、癌ばかりでなく、脳梗塞、アルツハイマーなど、各方面で、冬虫夏草由来の成分の効能について、研究が進められている。

 今回、株式会社バイオジップコードで発売する冬虫夏草は、かつて主力産業として養蚕に取り組んでいた島根県日原町(現・津和野町)が、地域復興のため、京都工芸繊維大学との産学官連携により、1995年に無菌飼育の蚕を用いた冬虫夏草の培養研究を開始し、その培養に成功したもので、2017年に津和野町が取得した特許(特開2017-121183)に基づく独特の培養方法により、津和野町の製造業者により、純国産で培養される冬虫夏草になる。

 京都工芸繊維大学は、電子工学、機械工学、情報工学、生物学、化学などの先端科学技術分野から繊維学、建築学、デザイン学まで幅広い分野において、ものづくりを基盤とした「実学」を目指した特色ある教育研究を行っている国立大学で、こうした産学協働に積極的に取組んでいる大学。1899年に設立された京都高等蚕業学校を前身としており、京都工芸繊維大学の長年にわたる養蚕に関する研究ノウハウが、地域再生を志す山口県津和野町との産学官連携により、純国産の冬虫夏草の培養に活かされた。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます