[ワシントン 29日 ロイター] - 米連邦航空局(FAA)は29日、ボーイングが提出した中型機「787ドリームライナー」納入再開に向けた検査・修正計画を承認した。関係者2人が明らかにした。
検査で承認されれば、ボーイングは2021年5月に再停止した同型機の引き渡しを8月にも再開できる見込みだという。
ボーイングは今月17日、787の納入再開は「非常に近い」と述べていた。
FAAは承認に関する質問に対し「現在進行中の認証についてはコメントしない」と述べた。
FAAは20年9月、787の一部機体に「製造上の欠陥を調査している」と発表。ボーイングは約2年にわたり同型機の生産問題を抱えている。