🟢 市場は上昇しています。当社コミュニティの12万人を超えるメンバーは、すべてそれにどう対応すべきか知っています。
お客様もお分かりですよね。
40%割引で開始

ドーン Research Memo(5):2023年5月期は8期連続の増収増益を予想

発行済 2022-08-16 15:25
更新済 2022-08-16 15:31
© Reuters.
2303
-
■今後の見通し

ドーン (TYO:2303)の2023年5月期の業績は、売上高で前期比8.0%増の1,320百万円、営業利益で同8.8%増の435百万円、経常利益で同8.9%増の440百万円、当期純利益で同6.4%増の301百万円と、8期連続の増収増益を予想する。


2023年5月期は、新中期経営計画の初年度であり、「Gov-tech市場の深耕」を中心テーマとして既存事業の安定的な拡大を図りつつ、新たな成長分野への挑戦も本格的にスタートさせる。
主力の「NET119緊急通報システム」に関しては、人口カバー率トップシェアの実績をもとに全国への普及を進める計画である。
2022年5月には、同種サービスを提供する両備システムズから顧客(消防本部等)の引き継ぎを合意しており、人口カバー率で70%前後まで高める目途がたった(2023年5月期以降に実現予定)。
次期主力サービスの期待がかかる映像通報システム「Live119」に関しては、2020年7月のサービス開始以来、各地の消防本部で検討、導入が進んでいる。
2022年7月からは東京消防庁での本運用が開始され、全国他地域への横展開にはずみがつきそうだ。
2025年5月期に200消防への導入を目標としている。
また、同じ映像通報技術を応用した映像通話システム「Live-X」についても、ウィズコロナ時代の様々な公的業務の遠隔対応において、情報伝達の即時性に効果を発揮することが実証されており、用途の拡大が期待される。
事業セグメント別では、クラウド利用料の増加が全社の増収をけん引する予想である。
営業利益に関しては、前期比8.8%増(前期は17.9%増)と堅実な利益成長を予想する。
不足している開発人員の採用活動費、人件費等の増加により、販管費の増加を織り込んでいる。


弊社では、ストック型収入(定常収入)が5割を超えている点や、自治体の防災・防犯予算は安定している点から、業績予想の下振れリスクは低いと考えている。
同社のこれまでの実績からすると、期初予想から上振れて着地する可能性が高い。
中長期的な観点では、しっかり開発人材を確保し、先行投資ができるか(販管費を使えるか)にも注目したい。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

最新のコメント

次の記事を読み込み中です
当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます