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景気後退、24年まで続く可能性=テスラCEO

発行済 2022-10-21 14:59
更新済 2022-10-21 19:09
© Reuters.  10月21日、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO、写真)は、景気後退(リセッション)が2024年春まで続く可能性があるとの見方を示し

[21日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は21日、景気後退(リセッション)が2024年春まで続く可能性があるとの見方を示した。

同氏は中国と欧州の需要減退懸念を既に示していた。

マスク氏はツイッターでリセッションがどの程度続くかと質問された際、「推測だが、恐らく24年春までだ」と答えた。世界的な景気後退について言及したのか、あるいは中国と欧州での需要減退に関するコメントを補足したかは明らかでない。

20日の米株式市場でテスラの株価は約6.65%下落した。マスク氏は前日、世界経済が低迷する中、需要の獲得が「若干困難」と述べていた。

少なくとも証券会社6社が目標株価を下方修正した。このうちテスラ株に強気なウェドブッシュ証券は60ドルと最も大きく引き下げ300ドルとした。

テスラが19日発表した第3・四半期決算は売上高が過去最高を記録したものの、市場予想を下回った。

ウェドブッシュのアナリスト、ダニエル・アイブス氏は「テスラの強気姿勢は明らかに困難に直面している。テスラは、需要の軟化ではなく物流が問題であることを再び株式市場に証明しなければならない」と述べた。

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