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その後は、日銀の金融政策決定会合の結果を見極めることになり、こう着相場に。
現状維持とは言え決定会合後も緩和メリットセクターへの物色が強まるようだと、相場全体へのプラスインパクトが強まりそうである。
ボリンジャーバンドでは連日で上ひげを残す格好となり、+2σでの攻防となっている。
MACDの水準も依然としてピーク感はなく、強いトレンドは継続しているが、4月高値とのダブルトップ形状も意識されやすいところ。
20150-20300円のレンジを想定する。
【小幅安となる】メインシナリオは動意薄だが=フィスコ田代 昌之 円建てCME先物は前日の225先物比65円高の20245円。
為替市場では、ドル・円が121円00銭台、ユーロ・円が134円40銭台(8時00分時点)。
本日は、日銀の金融政策決定会合の結果内容が発表される。
市場コンセンサスは「現状維持」の公算が大きく、発表後、指数、為替が動意付く展開は無いとの見方だ。
とはいえ、足元、不動産株や金融セクターの動きが目立っていたことから、これらセクターの上昇を日銀ラリーと見る関係者も少なくない。
一部関係者からは、政策の出口論に関する議論が行われるのではないかとの声も聞かれることから発表時間が遅くなる可能性も。
メインシナリオは動意薄の一日、サブシナリオとして結果発表後の利益確定売りを想定する。
本日のイベントとしては、毎年この時期に発生するNTT (TOKYO:9432)の成り行き大口売りが入るか注目。
市場筋では社員持株会などに関する売買とのことで寄付きで執行される可能性が高い。
また、指数に絡んだ銘柄ではないが、西武 (TOKYO:9024)は大株主米サーベラスによる売りが始まったとのことで需給面ではきつい格好に。
足元、反発となっていただけに投げ売りが加速すると大幅安となるかもしれない。