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三栄コーポ Research Memo(5):自己資本比率は50%超、純資産100億円超。財務の健全性を維持

発行済 2022-12-19 16:05
更新済 2022-12-19 16:15
© Reuters.
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■業績動向

2. 財務状況と経営指標
三栄コーポレーション (TYO:8119)の2022年9月末の総資産は前期末比1,506百万円減の19,276百万円と資産規模が縮小した。
うち流動資産は1,158百万円減少の14,548百万円となった。
商品及び製品が415百万円増加したものの、現金及び預金が1,604百万円減少したことが主な要因である。
固定資産は347百万円減の4,728百万円であり、投資有価証券の193百万円減が主な要因である。


負債合計は1,628百万円減の9,049百万円となった。
そのうち流動負債は1,597百万円減であり、短期借入金の1,166百万円減が主な要因である。
固定負債は31百万円減と大きな変化はなかった。
有利子負債残高は4,856百万円(前期末は6,073百万円)と主に短期借入金の返済により減少した。
純資産合計は122百万円増の10,227百万円であり、利益剰余金残高7,439百万円が示すように資本は充実している。


2022年9月末の経営指標では、流動比率が285.9%、自己資本比率は52.5%と依然高い水準を維持しており、安全性が高く、健全である。
コロナ禍の影響で事業環境は逆風のなかにあるものの、過去からの資本が蓄積されており、財務の健全性を維持している。


(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)

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