■業績と財務分析
(3)主要放送局との比較
日本BS放送 (TOKYO:9414)と地上波キー局の主要な財務指標を比較すると、同社の売上高営業利益率の高さや、ROEの高さが際立っていることがわかる。
収益の規模では及ばないが、収益性や効率性の点でははるかに高い経営を実現しているということだ。
この要因として、前述したように、BS放送局のコスト構造は、固定費の中でネットワーク維持費がかからないため、売上高の成長に比べて費用増加のペースが抑制され、利益の成長率は売上のそれを大きく上回ってくる構図となっている点が挙げられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
収益の規模では及ばないが、収益性や効率性の点でははるかに高い経営を実現しているということだ。
この要因として、前述したように、BS放送局のコスト構造は、固定費の中でネットワーク維持費がかからないため、売上高の成長に比べて費用増加のペースが抑制され、利益の成長率は売上のそれを大きく上回ってくる構図となっている点が挙げられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)