ムサシ (TYO:7521)は株主還元について配当によることを基本としており、「将来の成長のための内部留保の充実」と「業績に応じた利益還元」の2点を基本方針としている。
具体的には、株主還元のベースとしての普通配当に、業績に応じた特別配当を組み合わせる方式を採用している。
2020年3月期については、期初に前期比横ばいの年間24円(中間12円、期末12円)の配当予想を公表していたが、大型選挙により業績が好調であったことから特別配当11円を加えて年間35円配当(中間20円、期末15円)を実施した。
2021年3月期は決算が当期純損失であったが、ベースとしての普通配当24円を行った。
2022年3月期は、業績が好調であったことによる特別配当8円と、12月に創立75周年を迎えたことによる記念配当8円を加え、年間40円(中間18円、期末22円)へ増配した。
進行中の2023年3月期については、期初予想は年間配当24円であったが、足元の業績が堅調であったことから、中間配当を23円へ増配した。
現時点では、期末配当は12円予想であり、通期では35円(予想配当性向17.0%)となっているが、今後の業績次第では増配の可能性もありそうだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
具体的には、株主還元のベースとしての普通配当に、業績に応じた特別配当を組み合わせる方式を採用している。
2020年3月期については、期初に前期比横ばいの年間24円(中間12円、期末12円)の配当予想を公表していたが、大型選挙により業績が好調であったことから特別配当11円を加えて年間35円配当(中間20円、期末15円)を実施した。
2021年3月期は決算が当期純損失であったが、ベースとしての普通配当24円を行った。
2022年3月期は、業績が好調であったことによる特別配当8円と、12月に創立75周年を迎えたことによる記念配当8円を加え、年間40円(中間18円、期末22円)へ増配した。
進行中の2023年3月期については、期初予想は年間配当24円であったが、足元の業績が堅調であったことから、中間配当を23円へ増配した。
現時点では、期末配当は12円予想であり、通期では35円(予想配当性向17.0%)となっているが、今後の業績次第では増配の可能性もありそうだ。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)