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GセブンHD Research Memo(5):東南アジアの経済成長を取り込むために複数の国で事業を立ち上げる

発行済 2015-06-17 16:11
更新済 2015-06-17 16:33
GセブンHD Research Memo(5):東南アジアの経済成長を取り込むために複数の国で事業を立ち上げる
7508
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■海外事業戦略について G-7ホールディングス (TOKYO:7508)は国内におけるオートバックス、業務スーパーのフランチャイジーとして多店舗展開を進めることで成長を続けてきたが、長期的に持続的な成長拡大を続けるためには新たな収益柱を創出することが重要と考えており、その1つとして海外事業に注力し始めている。
前述したように、オートバックス・車関連事業やアグリ事業、食品の輸出入及び飲食店事業などを、複数の国で同時並行的に立ち上げ始めている。
今後もインドネシア、台湾、フィリピン、ラオス、カンボジアなどへ進出する予定であり、東南アジアの経済成長を取り込んでいく戦略だ。
経営目標値としては、5年後の2020年3月期に売上高で10,000百万円を掲げている。
今後、年間400~500百万円ペースでの投資が続くため、利益面での貢献はさらにその先となるが、長期的にみれば同社の業績拡大をけん引する事業の一つに成長するものとして注目されよう。
オートバックス・車関連事業では、マレーシアに続いてベトナムに進出する予定で、多店舗展開を進めていく方針。
また、その他の国においても自動車・バイクの市場拡大が見込める国への進出を視野に入れている。
アグリ事業では、ミャンマーのイチゴ栽培で課題となっていた輸送手段の確立が見込まれている。
2016年3月期は冷蔵トラックを2~3台導入して、農園からの輸送可能時間の延長を図ることで、市街地のCityMart系列の店舗への出荷を開始したい考えだ。
また、ベトナムでは菊の栽培を行っているが、2016年上期中に現地のフルーツ生産会社と提携し、ドラゴンフルーツ※1の栽培を開始する。
収穫したフルーツは「めぐみの郷」店舗で販売していく予定だ。
※1南国の果物「ピタヤ」の別称。
表面にサボテン科果実特有の葉のような緑色の突起物がある。
果皮は光沢のある鮮やかな赤色が代表的であるが、その表面が竜のウロコのように見えるため「ドラゴンフルーツ」とも呼ばれている。
飲食店事業では、マレーシアのラーメン店、ベトナムのカレー店に続いて、2016年3月期はインドネシアにラーメン店を1店舗出店する計画となっている。
インドネシアにおいてもハラル※2対応はせず、ターゲットとする顧客層は中華系及び日系人となる。
今後も需要が見込めそうな業態についてはライセンス契約を結んで、アジアへ出店していくことも視野に入れている。
※2ハラル(HALAL)とは、イスラムの教え(シャリーア法とイスラム原理)で許された、「健全な商品や活動」のことの全般。
イスラム教徒は、ハラル品であると正式に認められるもの以外の食べ物、 飲み物などは避けなければならない。
ハラルとは安全な生活を示すためのガイドラインであり、イスラム教徒にとってはなくてはならない規準であり、化粧品や医薬品、介護用品、金融など様々なサービスにも適用される。
なお、飲食店事業に関しては、直営店を各国1~2店舗出店し、その後の店舗展開は現地企業とFC契約を結び拡大していく方針となっている。
また、食品の輸出事業に関しては、既に釜めしや肉類などをシンガポール、香港などへ少規模だが輸出している。
2016年3月期以降はコスト競争力のあるPB商品の開発に注力していくほか、農水畜産物の輸出も強化していく。
農水畜産物に関しては仕入れ先の開拓を独自で進めていくほか、販路に関しても取引先ルートの拡大に注力していく1年として、2016年3月期を位置付けている。
その他、M&A戦略に関しては従来どおり、シナジー効果が見込める案件については、すべての事業において前向きに検討していく方針に変わりない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)

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